江戸から伝わる大人のオモチャ、肥後ずいきを知ってるか。

江戸から伝わる大人のオモチャ、肥後ずいきを知ってるか。

こちらの写真をご覧ください。

こちら、江戸時代、肥後藩、伝統の品でございます。

中身はこのようになっております。

怪しげな形をしていらっしゃいます。

そう、こちら、大人のおもちゃでございます

もう一度いいます。肥後藩、伝統の品でございます(ガチ)

ということで、熊本伝統の大人のおもちゃ「肥後ずいき」を手に入れたのでレポるよ!

参勤交代で大人気だった大人のおもちゃ

浪人で代ゼミに通ってた頃、かの有名な日本史の下ネタ先生の

石棒。簡単にいうと大人のオモチャ。昔の人も好きなんです。

という発言にゲラゲラ笑ってた変態ですが、石造りだった大人のおもちゃも江戸を迎える頃にはこのように立派な造りになっていたよう

「肥後ずいき」の素材は熊本県のハスイモの茎を干したもの

茎がきれいに編まれているのがはっきりとわかります

食用にもなるらしいけど、サポニンという成分が男女の生殖器に性的な刺激をもたらすということで性具として使われてたみたいです。

肥後細川藩が徳川将軍家への献上品にして、参勤交代の土産物として大人気で大奥でも使われてたらしい。

現在唯一の生産販売店という「肥後ずいき専門店ひごや」さんの紹介文「お客様のお話」がまた面白い。

あるお客様のお話では・・・

「肥後ずいき専門店ひごや」説明書

女性の方が自然といい感じになり、さらに、オモチャ等で遊ばれると発狂されるそうです。

「肥後ずいき専門店ひごや」説明書

北大の翻訳の授業で、

ドラマ『大奥』は、いやに丁寧な口調でナレーションすることであのドロドロした世界観を引き立たせているよね」

という話があったのだけど、これも同じ手法によって妙ないやらしさが出ていてイイ

説明書も気合が入ってます。

今でもそれぞれの愛好家がいるほど親しまれて来た花々です。

「肥後ずいき専門店ひごや」説明書

とあるように、そんじょそこらの大人のおもちゃとは一線を隠すまさに「花」のような繊細さ

《肥後小菊》

和室とか檜風呂のような香りに癒されます。

「丁寧な造り、きれいな色」と公式サイトの謳い文句に偽りなし。

《肥後花菖蒲》

こちらは周りの紐を解いて玉部分を中に入れて使うらしい。

「ころころと踊」るらしい。

日本人って「ころころ」とか「ころがす」とか性的に使うの好きだよね。

《こけし》

かつての石棒、要するに張形。

あまりにも綺麗に編まれていて、袋から出してしまうのすら勿体無く感じます。

《長もの》

これは「ご自身」に巻き付けて使うらしい。詳しい巻き方も載ってました。

「息子」って言い方は下卑た感じがするけれど「ご自身」って言い方はとても上品に感じるのは私だけでしょうか。

こんなのも。

使い方(仮)

そのままだと「植物」に他ならないので、使う前にぬるま湯に浸すみたいです。

冷蔵庫の上でやってるから指あと汚くてごめん

おちょこでふやかす。

数分後。

水を含んでぷよぷよとしている。

繊維が滑らかになり、肌触りが恐ろしく良い。

下心とかじゃなく、ずっとすべすべしていたい!!

と、おじさんの常套句みたいなことを思ってしまう。

あまりよろしくない写真ですね。

説明書を読んだが、指への装着方法がいまいちわからない。

ちなみに「ご自身」にもつけられるらしい。

水分の含み方が独特なので、人体との接触でまた不思議な反応を起こしそうで期待大です。

腐敗させなければ何回か使用可とのことですが、衛生面的におすすめはしていないそう

ということで、使うの勿体ねーーー!!!

ちょっとずつ、大事に、使います。

時代を超えて「エロ」が好き

「ずいき」の由来は夢窓疎石の歌

いもの葉の置く白露のたまらぬはこれや随喜の涙なるらん

白露を精液の暗喩として肥後ずいきの効能を詠んでる・・・

と解釈可能らしいです。

本当はエロかった昔の日本』なんて大塚ひかり先生の本もあるし、

いつの時代も人の想像することって変わらないね!!!

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